『NOBODIES 〜名もなきヤツラの物語〜』(仮題)
<社会からドロップアウトした男たちと彼らをとりまく女たちの、友情、断絶、そして破滅を、渇いたユーモアを交えて描く青春群像劇。>


基本設定&ストーリーライン案:
       東京郊外にひっそりと存在する、今は店じまいしたラーメン屋の店舗兼住居で共同生活を送る8人の
       若い男たち。
       彼らはそれぞれ、日雇い派遣で働いたり、離れて暮らす親のスネをかじったり、不倫主婦のヒモをや
       ったり、屋上で栽培した野菜をリアカーで売ってまわったり、パチスロ通いをしたり、ナンパカメラマン
       として日銭を稼いだり、インディーズ自警団として頼まれもしないのに日々街の平和を守ったり、はた
       また完全なニートを決め込んだりと、それぞれのやり方と才覚で日々を楽しく、たくましく生き抜いて
       いる。

       彼らがここに集まった理由は、正社員をクビになったとか、借金を抱えてホームレスになったとか、家
       庭が崩壊して路頭に迷ったとか様々であるが、彼らには来たるべき「日本社会の崩壊」に備えて、
       「社会常識を信じない」「一般社会に自分を合わせることをしない」という、暗黙の鉄則が存在してい
       た。

       特に、8人の中でも最もアウトサイダー的な性質を持った、ホームレス上がりのニート男(主人公)
       は、社会や権力に対しての反骨心を強く持っている。
       そんな彼の「夢」は、「傑作映画を監督してハリウッドに殴り込むこと」。
       いつも酒に酔っぱらってその夢を仲間に語り散らすだけで、夢の実現のために何か努力をしようとい
       う様子は微塵も見られないのだが、どこか憎めないその人柄は他の仲間たちから慕われており、彼
       を中心に貧しいながらも自由で楽しい共同生活が繰り広げられていた。

       そんな彼らの存在は、日常に退屈した団地主婦や、日々に流されて淋しいアラサーになってしまっ
       た崖っぷちOL、鬱に苛まれるキャバ嬢、念願叶ってこの街でエステサロンを起業した独身女……な
       ど、周囲の女たちの生き様も徐々に変えていく。

       そしてある日、「女優になりたい」という夢を抱いた一人の若い女が、廃工場に転がり込んできたこと
       から、彼らの人生に転機が訪れる。
       ニート男は、彼女を「主演女優」に映画を撮る決意をするが、そこには大きな困難が待ち受けていた。

       夢見がちな男、夢に破れた男、夢など信じない男……。
       そして彼らとは対照的な、残酷なまでに現実的な女たち……。

       シビアな現実は彼ら一人一人を飲み込んでいき、一人、また一人と社会へ引き戻されていく。だ
       が…。
       (※ムービーファクトリー参加者一人一人の個性に合わせてシナリオを作るため、上記の内
       容は変更になる場合があります)


監督:山本俊輔
撮影時期:2012年7月下旬〜8月上旬
公開形態:国内・海外映画祭出品の後、2013年以降、都内および地方ミニシアターで公開予定
出演資格:俳優ワークショップの第一期(終了)、第二期(3月〜4月中旬)、第三期(5月〜6月中旬)
       いずれかのクラスを修了し、参加料(50000円)を納めることができる者


       ★ムービーファクトリーへの参加・不参加は自由意思にお任せします。
       ★ワークショップのレッスン自体が、配役選考のためのオーディションだと考えてください。
       ★やむを得ぬ事情(事故・天災など)により映画が完成しなかった場合には、参加料は返金いたしま
        す。